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沖縄×かつお節 okinawa×katsuobushi

消費量No.1 かつお節天国・沖縄(※)

沖縄のかつお節消費量は「全国1位」なんです!(※)

※総務省統計局家計調査平成24年度より

沖縄の市場やスーパーには多種多様なかつお節が並んでいます。

定番の沖縄そばも「豚とかつおだし」をベースにした料理です。

1度の漁で穫れるかつおは多いときは1500匹以上にもなります!

消費量は全国平均の4倍 かつお節好きな沖縄県民(※)

沖縄県民のかつお節好きは、地元のスーパーに行くとひとめで分かります。大容量パックに入った花かつおに、血合い入り、血合いぬき、ざっくり削った厚削りなど、種類も数もとにかく豊富!その消費量は全国1位、それも全国平均の約4倍とずば抜けているのです!
※総務省統計局家計調査平成24年度より

長寿の秘訣は独特の食習慣にあった?

1999年まで、数十年の間長寿No.1の県だった沖縄。なかでも大宜味村が有名ですが、その理由には彼らの食生活が起因していると考えられています。日本料理においては通常、醤油や味噌、漬け物など塩分を多用しますが、沖縄料理においては、醤油や漬け物などはあまり登場しないのです。その代わりに、彼らの食生活に深く根づいているのが豚とかつおだし両方ともタンパク質で、これを煮込むことで濃厚なだしをとるのでうま味が強くなり、自然と塩分を控えていると考えられます。
おばあが教えてくれた沖縄長寿料理

かつお漁とかつお節工場の歴史

沖縄にはかつて、伊良部島や池間島などに70あまりのかつお節工場があったそう。そのルーツは1868年 静岡県焼津の「皇道産業焼津践団」にあります。太平洋戦争下、日本軍の南方占領地域における水産業を推し進めた彼らは、古くからかつおを獲っていた沖縄の宮古島から、南洋諸島のボルネオ島にあったかつお節工場へ多くの漁民を派遣したそう。これを機に本格的なかつお漁とかつお節生産に乗り出すきっかけを得たのです。
伊良部・奥原鰹節店の工場を訪ねる

薬膳としても出された、沖縄の宮廷料理

かつて、独自の食文化を育んでいた琉球王朝の宮廷料理は“琉球薬膳”とも言える薬膳志向の強いものだったとか。素材のうま味を引き出すことに長けていた彼らは、かつおだしを使った塩分の少ない様々な薬膳料理を考案したと言われています。「アメリカ統治以降の沖縄人は、“あじくーたー”といって味が濃い食べ物を好むようになりました。でも、塩分摂取は低いまま。それは、以前にもましてかつお節を大量に使うようになったから」。

(沖縄食文化推進協議会 NPO法人 食の風 事務局長 永峯さゆりさん)

薬膳としても出された、沖縄の宮廷料理

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