A.G

2006年入社

Yamaki USA, Inc.

携わっている業務の内容を教えてください

Yamaki USAに出向し
アメリカで「だし・かつお節」を
広げる活動をしています。

Yamaki USAに出向し、営業とマーケティングを担当しています。
Yamaki USAの本社および工場は、オレゴン州のポートランド近郊にあり、私が駐在しているChicago Officeはイリノイ州のシカゴ近郊にあります。

アメリカには約3万店の日本食レストランがあり、SushiやRamenなど、日本食の人気は非常に高いです。
ただ、「だし・かつお節」はまだ知られておらず、一般家庭には浸透できていません。
購入されるのは、アジア系の方か、もしくは日本食が大好きでたまらない方に限られています。
そのため、多くの方に「だし・かつお節」の魅力を知ってもらい、アメリカのローカル食に取り入れていただくことが、私のミッションです。

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どんな知識を得られ、経験や技術を習得できましたか

言葉や文化は違うけれど
楽しさ、美味しさへの想いは一緒

幼少期、アツアツのお好み焼きの上で踊りだすかつお節を初めて見た時はビックリしましたよね。

アメリカでかつお節を紹介すると、「初めて!」という方が大多数です。
「なんだこれは!」と衝撃を受ける方、「なにこれスゴイ」と一緒に踊り出す方、生き物と勘違いして遠ざかる方。
とにかく反応が大きく、楽しそうで、私も嬉しい気持ちになります。
その反応があるからこそ、アメリカで今の仕事を続けてこられたと言っても過言ではありません。

そして、実はアメリカでもヤマキの商品を知ってもらえた方には評判が良く、「かつお節はスモーキーな香りで美味しい」とよく言われます。
「だし・かつお節」が知られていないだけで、しっかり魅力を発信すれば、私たちにもチャンスがあると感じています。

成功談・失敗談を教えてください

会社立ち上げの
経験や知識、人間関係が
強い絆を生み出しました

Yamaki USAの設立に携われたことが特に印象に残っています。
生産と販売を両方やる会社の立ち上げだったため、これまで携わってきた営業・マーケティングの知識だけではまったく不足していて、開発、調達、製造、物流、品質保証など、すべてにおいて日本では経験したことがない知識の深さを求められました。

自分の知識不足が原因で叱られることも多々あり、当時は人間関係がギスギスしてしまうこともありました。
それでもなんとか乗り越え、Yamaki USAで製造した花かつおが初めて出荷された時の喜びは今でも忘れられない思い出です。
そして積み重ねてきた周囲の方々との関係があったこともあり、新型コロナウィルスによって日本からの物流が途絶え、アメリカで花かつおが不足してしまった際にも当社だけは安定供給を続けることができました。
その時お客様からいただいた感謝の言葉はとても嬉しいものでした。

その時の周囲のフォローや反応を教えてください

叱られることも想いあってこそ
一緒に乗り越えてきたから
今の信頼関係があると思います

今思い返してみると、先輩からお叱りを受けることは多かったですが、それでも見捨てず、常にフォローしていただくことができたため、1つひとつ乗り越えてこれました。
失敗を咎めることよりも、お客様にいいものをお届けしたいというマインドが周囲にあったおかげだと思います。
困難を一緒に乗り越えることで少しずつ人間関係も良くなり、ギクシャクしていた先輩社員とも信頼関係を取り戻すことができました。

今では続けて頑張ってきて良かったと思いますし、「何にも変えがたい貴重な経験」だと自信を持って言えます。

これからのキャリアで目標としていることは?

小手先のテクニックが通用しない海外で
日本の「だし・かつお節」を広めるために
本質を見抜く力を磨いていきたいです

海外事業をリードできる存在になり、アメリカに限らず「だし・かつお節」で世界の食を豊かにするお手伝いがしたいです。
またそこで得た経験を日本に持ち帰り、日本の「だし・かつお節」文化をさらにバラエティに富んだものにできれば本望です。

海外では言語・文化・法律など、すべてが日本とは異なり、小手先のテクニックは通用しません。
だからこそ、シンプルに自分の思いを伝えることや、本質を見抜く力を磨いていきたいです。

ヤマキに入社しようと思ったポイントは?

就活をしていた当時から
日本食を海外に広めたいと思っていて
ヤマキならそれが叶うと感じました

就活していた当時から日本食を海外に伝えたいと意気込んでいて、ヤマキの強みである「だし・かつお節」は、私のやりたいことと合致していました。
食は世界に共通する文化で、人を笑顔にできるものだと考えています。
その中でも自分のアイデンティティの原点である日本食にこだわりたいという思いがありました。
日本食に欠かせない「だし・かつお節」をコアビジネスにしているヤマキに入り、世界に広めていきたいという夢は当時から抱いていました。

加えて、内定訪問した大阪支店の先輩社員の対応が自然体で、ここなら仲良くやっていけそうだと思ったことも後押ししました。
入社当初、仕事のいろはを知らない新人が「海外に出てだしのことを広めたい」と言っていたので、先輩から見ると相当生意気だっただろうと思います。
それでも受け入れてもらうことができ、海外展開の機会にチャンスを与えてくれた会社には感謝しかありません。

就活生へのメッセージ

就活生の可能性は無限大
自分のやりたい事に貪欲に
楽しみながらチャレンジしてください

これからを決める就活生の可能性は無限大ですね。
自分探しができる絶好のタイミングでもあります。
自分のやりたい事に向き合い、貪欲になってみても良いのではないでしょうか。
いっぱい考えて、いっぱい動いて、楽しみながら全力を出せる職場を見つけられることを心から願っています。

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TIME SCHEDULEスタッフの一日

8:00〜9:00

メールチェック

9:00〜12:00

資料作成や試食など

12:00〜13:00

お昼休み

13:00〜15:00

打ち合わせ

15:00〜17:00

資料作成

18:00~

会議

時差があるため、夕刻18:00~日本との会議があることが多いです。

新卒採用サイト|ヤマキ株式会社