
かつお節で、みんなの生活をちょっとプラスに。 「ヤマキ かつお節プラス」をはじめます!

2024/09/27
ヤマキのママ・パパ社員おすすめ!子育てお役立ちかつお節活用術!
いつもの料理にちょい足しするだけで、うま味と風味がアップする「かつお節」。実は栄養面にも優れていて、離乳食や幼児食づくりをサポートしてくれる心強い食材でもあります。
今回は、ヤマキのママ・パパ社員にインタビューを行い、実践してよかったことや、かつお節を使った離乳食と幼児食をご紹介。さらにかつお節の意外な活用方法などについてもお伝えします。気軽に取り入れられるものばかりなので、ぜひトライしてみてくださいね。
今回、インタビューに答えてもらったのは「家庭用事業部」の石川さん・水越さん・尼谷さん。家庭用事業部は商品の企画や販売促進を行っている部署です。
石川さんは事業計画策定や教育現場での食育活動に携わっています。水越さんは花かつおやかつおパック、煮干などの企画推進をご担当。尼谷さんはかつお節やだし商品などの販売促進を担当しています。
まず、かつお節を離乳食や幼児食に使うことのメリットについて簡単に解説します。
かつお節の主成分は血液や筋肉、皮膚、髪など、身体のあらゆる組織の材料になる「たんぱく質」。もちろん赤ちゃんの成長にも欠かせない栄養素です。手軽にたんぱく質を摂取できるかつお節は、離乳食や幼児食にうってつけの食材といえます。
また、かつお節には三大うま味成分の一つである「イノシン酸」が豊富に含まれているのも特徴。素材本来の持ち味を引き立て、薄味でもおいしく味わうことができます。
なお、かつお節からとった「だし」は、生後5〜6カ月頃から与えるのが目安です。かつお節そのものは生後7~8カ月頃から取り入れられますが、喉に張り付く可能性があるため、粉状のもの、もしくはかつおパックを袋の上から揉み、かつお節を細かく砕いたものを使いましょう。
ここでは、ヤマキ社員が実践した、かつお節を使った離乳食・幼児食やひと工夫のポイントなどをご紹介します。
――子どもの食事にかつお節を活用し始めた時期は?
石川さん:長男、長女ともに生後半年頃からで、野菜をだしで煮たものを与えていました。7~8カ月頃からは野菜や肉、魚をかつお節の粉末を加えて煮込んだものを食べさせていました。
水越さん:0歳6カ月頃からだしを取り入れています。調味料不使用のだしパックを使っていましたが、だし素材だけなので安心して毎日調理していました。
尼谷さん:長男、次男、三男ともに離乳食からかつお節を使っていました。味付けがないと食べない傾向だったため、かつお節でとっただしを食材と絡めて与えていました。
――よく作っていたかつお節を活用した離乳食・幼児食は?
石川さん:離乳食ではかつお節の粉末で作るトマト煮とミルク煮が定番でした。ひき肉と骨なし白身魚、3〜4種類の刻んだ野菜、かつお節粉末をケチャップやミルクで煮ていました。そのままはもちろん、ご飯にかけたり、麺にかけたりとアレンジ自在です。
幼児食ではおにぎりや卵焼きにかつお節をたっぷり混ぜ込み、薄味に仕上げていました。スティック型にすると自分で食べやすくなるのでおすすめですよ。
水越さん:だしで薄味に仕上げる大根の煮物をよく作っていました。だしは調味料不使用のだしパックでとっていましたが、忙しくても昆布&かつおのだしを簡単にとれるので助かりましたね。また、子供が自分で食べる練習用にスティック状にカットして与えることも多かったです。
尼谷さん:離乳食ではだし氷で作る「かつおだしおかゆ」や、かつお節をそのまま使う「野菜スープ」をよく食べさせていました。幼児食としてはご飯にかつおパックを混ぜたり、うどんにかつお節をかけたりすることが多かったですね。
また、細切りしたピーマンにめんつゆをかけてレンジで作る「ピーマンめんつゆおかか」は子ども達の大好物です。
――かつお節への想いやかつお節にまつわるエピソードを教えてください!
石川さん:かつお節は塩分を気にしなくて良いし、たんぱく質が摂取できるので、思い立ったらとりあえず加えています。その影響から我が家の食事は全体的に薄味に仕上がっていると思います。ちなみに味付けに困ったときはかつお節をプラスするとだいたい食べてくれていました。小学生になってからは朝食に「かつマヨトースト」「かつお節醤油ご飯」をリクエストされることが多いです。
水越さん:子どもに初めてきゅうりを食べさせたときは苦い顔をしながら拒否されてしまいましたが、かつお節をかけたら食べてくれたのは驚きでした。
離乳食後期で調味料を使い始めると、塩分や糖分が適量なのか気になりますが、かつお節のおかげで味が決まるので、薄味でも満足できる味付けになるのがポイントだと思います。
尼谷さん:子ども達はピーマンやにんじんが苦手でしたが、かつお節をかけると「おいしい」と言って食べるようになりました。
また以前は、醤油やドレッシングなど濃い味付けを好んでいたものの、かつお節を多用するようになってからは、薄味を好むようになりました。味覚の発達にかつお節は効果的と感じます。
石川さん、水越さん、尼谷さんともに、かつお節のたんぱく質やうまみ成分、塩分をきにしなくてよい点に着目していることがうかがえました。
うま味をきかせることで薄味調理ができるため、かつお節は子どもの味覚の発達に適した食材といえるでしょう。また和食だけでなく、洋風の味付けにも合うので、さまざまな料理に組み合わせられるのも魅力です。
ぜひヤマキのママ・パパ社員の活用術を参考にして、離乳食・乳児食づくりを楽しんでくださいね。