第1回 ヤマキ社員がオススメするかつお節活用術!

サッと使えてうま味がアップするかつお節。

お浸しやおにぎりなど、定番の使い方もおいしいですが、いつもと違ったかつお節の使い方も知りたいですよね。

そこで、鰹節屋・だし屋であるヤマキの社員に、かつお節の意外な活用術を聞いてみました。簡単ですぐ取り入れられるものなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.今回突撃した部署はこちら!

今回突撃した部署は『家庭用事業部』。商品の開発を担当している安井さん・高橋さんにお話を伺いました。

家庭用事業部の開発担当は、商品を発売するまでの企画や開発の業務を行います。商品のテーマをどのように商品化するか、生活者のニーズがどこにあるのかを考えながら商品開発をしています。

2.活用術① お好み焼きだけじゃない!チヂミの具材にもかつお節をプラス!

最初にご紹介するのは、高橋さんに教えていただいたチヂミ。かつお節はトッピングではなく、フライパンにチヂミの生地を流した上にまんべんなくのせて裏返し、弱火でカリっと焼きます。

かつお節は生地やタレにも合い、全体の風味がアップしますよ。いつものチヂミがグレードアップすること間違いなしです。

3.活用術② あと一品をお助け!ポン酢とかつお節で和え物が完成!

続いてご紹介するのはポン酢+かつお節で作る和え物。食材はたこ、トマト、もやし、アボカドなどがオススメです。ポン酢にかつお節を加えることで酸味がまろやかになり、どんな食材にもマッチします。

和え物にプラスすることで、かつお節が全体をまとめておいしくなるうえ、見た目も華やかになります。おかずが足りないときにも手軽に作れますね。

高橋さん曰く、「テクニックや手間がかからない簡単レシピです!「味に飽きたなぁ」「おかずが足りないなぁ」というときに試していただきたいです。」とのこと。さまざまな食材で試したいですね。

4.活用術③ かけるだけ!豆腐×かつお節の新しい組み合わせ

冷奴や湯豆腐のトッピングで定番のかつお節。醤油やポン酢をかけるのもおいしいですが、ひと味違う食べ方を紹介します。

安井さんのオススメは、豆腐にかつお節とごま油、塩をかけるシンプルかつ香り豊かな食べ方。

この組み合わせは、豆腐にのせたかつお節の醤油を吸ったところが辛いと感じたため生まれたレシピとのこと。ごま油の風味とかつお節の香りとうま味でおいしさを感じられるため、塩は控えめにするといいそうですよ。

5.活用術④ そのまま具材に⁉ 時短とエコを叶えるテクニック

次にご紹介するのは、厚削りのかつお節からかつおだしを取ってそのまま具材として食べる方法。時短とエコを叶えるテクニックです。

安井さん曰く、味噌汁や七草がゆなど、香りがしっかりとしただしが欲しいときに、”漉す”手間を省き、具材として楽しめる一石二鳥の方法を考え付いたのだとか。

厚削りのかつお節を使うと、具としての存在感も出て食べ応えもアップします。厚削りを手で細かくして作るのが安井さん流です。胃が疲れたときやホッとしたいときにオススメだそうですよ。

6.活用術⑤ ポテトチップスに⁉意外なかつお粉の活用法

最後にご紹介するのは、かつお粉をポテトチップス(うすしお味)に入れて振るだけの簡単活用術です。

社内で試食したところ、相性が抜群だったとのこと。いつものポテトチップスが香り豊かなフレーバーに大変身!

ポテトチップスにふりかけるときのオススメは、かつお節を粉末状にした『かつお粉』です。ポテトチップスにまんべんなくかつおのうま味が絡み、驚かれること間違いなし。子どもも喜ぶアイデアですね。

まとめ

調理が手軽なかつお節をプラスするだけで、ぐっと目先が変わり、食卓のバリエーションも広がりそうですね。

安井さんは 「かつお節は、『和食用』『こうでなくてはいけない』などのルールはないので、使い方も自由で大丈夫だと思います。」高橋さんは「子どもが離乳食のとき、だしのきいたうどんをあげていましたが、今でも汁物の野菜を食べてくれるのは、野菜にだしが染みて食べやすくなるからだと思います。『子供に野菜を食べさせる』メニューに日々悩んでいますが、食べてくれるメニューがあるだけで、負担が減ります。」と話されていました。

ヤマキ社員の活用術を参考にして、ぜひかつお節の新しい魅力を発見してみてくださいね。