冷蔵庫の余りものの整理に!かつお節をちょい足しして、余り野菜を使い切り!

毎日、家族の健康のためにも食事に取り入れたい野菜。

レシピを見て作るとき、玉ねぎ1/2玉、にんじん2/3本など、使い切れないことも多く、余り野菜の使い道に困ることはありませんか?

野菜は栄養やおいしさもあるから、冷蔵庫の奥でしなびたり、腐らせたりしたらもったいない。せっかくならおいしく消費したいですよね!

かつお節は加えるだけで、うま味をアップできるお手軽万能食材です!野菜料理にもかけるだけ、和えるだけ、一緒に炒めるだけで、パパッとおいしさをプラスできます!

かつお節は、仕事や育児で忙しく、料理に時間をかけられない人でも、手間をかけずにおいしい料理を作りたい!を応援してくれます。

1.野菜とかつお節は相性がいい組み合わせ!

中途半端に野菜を余らせてしまったら、毎回きちんと保存しておき、ある程度たまったらかつお節をプラス!夕飯にもう一品欲しいとき、立派なおかずになります。

かつお節に含まれるうま味成分の「イノシン酸」と、野菜類に含まれる「グルタミン酸」を組み合わせると相乗効果により、うま味がアップしておかずをグッとおいしくしてくれます(※1)。また、ゴーヤやピーマンのように苦味が強い野菜と組み合わせると苦味がやわらぐ良さも(※2)

余った野菜とはいえ、まだまだ食べられる野菜。少しの工夫でおいしいおかずにしていきましょう。

2.余り野菜×かつお節×野菜炒め

余り野菜を効率よく消費したい!そんなときにおすすめなのが、野菜炒め!

キャベツ、玉ねぎ、にんじん、ピーマンなど、中途半端に余った野菜をフライパンで炒めましょう。そこに豚肉を入れれば立派な主菜に!

手早く炒めて、野菜のシャキシャキ感を残すのがおいしくいただくコツです。最後に、かつお節をひと振りすれば、うま味が加わり、素材のおいしさもアップ。かつお節の香りで食欲も刺激されます。

3.余り野菜×かつお節×ホットサラダ

かつお節と野菜でホットサラダにするのもおすすめ!

野菜は茹でたり、蒸したりすると、かさが減り、たっぷり食べられるのが魅力。もやしやにんじん、玉ねぎ、ほうれん草など、余った野菜があれば、それをまとめてホットサラダにしましょう。電子レンジでチンすれば時短にもなりますよ。

さらに、かつお節をかければ、余り野菜の印象が一変!立派な副菜に!!うま味がアップして少量のドレッシングでもおいしく食べられます。

4.余り野菜×かつお節×野菜スープ

大きさが不揃いになりやすい余り野菜は、スープや味噌汁にするのもおすすめ。大きく切っても小さく切ってもおいしくいただけます。

具材も、大根やにんじんなどの根菜からほうれん草、小松菜などの葉物野菜まで、どんな組み合わせでもOK!

かつお節からとっただしで煮込めば、野菜のうま味にかつおだしのうま味が合わさり、よりスープがおいしくなります。さらに、青臭さがやわらぐメリットも!

うま味や香り、風味があるスープは、塩分が控えめでも「おいしい!」を感じられるから、家族の健康管理にもうってつけです。

だし取りをする代わりに、具材としてかつお節をそのまま入れるのも良いでしょう。かつお節の風味が手軽にプラスでき、食べ応えもアップします。食感が気になる方はかつおパックを袋の上から揉んで削りを細かくして入れるとスープに馴染みやすくなります。

5.余り野菜×かつお節×炊き込みごはん

炊き込みごはんは、調理が簡単なうえ、お肉や魚介、野菜など一品でさまざまな食材を楽しめるのが嬉しいですよね。おかずいらずで、忙しい日でも大助かり。

いつもの炊き込みごはんにかつお節をプラスして、具材と一緒に炊いたり、炊き込みごはんの上にかけたりしてもおいしくいただけます。かつお節からとっただし汁を使用するのもおすすめです。

かつお節やだしをプラスするだけで、だしが香る、うま味が詰まった一品になります。

6.余り野菜×かつお節×かき揚げ

サクサクしたかき揚げは、子どもから大人まで人気のメニューのひとつ。

にんじん、玉ねぎ、ごぼうなど、余り野菜で作ってみましょう。キッチンにある食材で彩りと食べ応えのある、おいしいかき揚げになります。

かき揚げの衣にかつお節を加えるだけでうま味とコクがグンとアップ!満足できるメインのおかずが完成します。

7.かつお節があれば余り野菜も立派な一品に!

いかがでしたか?中途半端に残った余り野菜は、かつお節をかけたり、一緒に炒めたりすることで、うま味もアップして立派な主菜や副菜になります!ぜひ、余った野菜と”かつお節”で、今日のおかずをおいしく作ってみませんか。

この記事の監修者

横川仁美

食と健康・美容を繋ぐ「smile I you」代表
管理栄養士×お味噌汁レシピ研究家

管理栄養士を取得後、保健指導や重症化予防、ダイエットサポート、電話相談のカウンセリング等を通して、のべ2000人の方の食のアドバイスに携わる。
現在は、コラム執筆・監修、レシピ作成、オンラインでのダイエットカウンセリングを中心に活動。目の前の人の「今」、そして「これから」を大切にした食の提案を目指している。HP: https://yokokawa-hitomi.com/