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行事 十三夜の月 神無月
十三夜 二十四節気 七十二候

日本でのお月見の習慣が始まったのは平安時代前半(9世紀後半~10世紀初め頃)とされています。

一般的にお月見というと中秋の名月、つまり旧暦8月15日の月の十五夜がよく知られています。

十五夜は中国や韓国でも伝統行事であり、国民の祝日です。

十五夜は中国から伝わったものですが、日本には十三夜という固有の風習があります。

一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、

醍醐天皇の時代(延喜十九年:西暦919年)に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。

十三夜は旧暦9月13日の月を指し、十五夜についで美しい月とされてきました。

特に宮中では、古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習があり、

十五夜を見たら必ず同じ場所で十三夜も見るべきものだとされてきました。

かつては十五夜と十三夜は同じぐらい重要で、どちらかの一方を祝うことを「片見月」や「片月見」と言い、

縁起の悪い不吉な事、とされてきました。

十三夜はほぼ満月の十五夜より少し欠けています。

なぜ満月でない十三夜が鑑賞されたのか定かではありません。

しかし一説によれば、「完全なものよりも少し足りないほうが美しい」とされる「不足の美」、

「未完成の美」という日本人独特の美的価値観によって、

満月よりも少し欠けている十三夜の月のほうが美しいとされたという説もあるようです。

旬の味 栗ごはん

十三夜の頃は栗や豆が実る時期だったため、お供えとして栗や豆を神棚などに供えたことから、「栗名月」または「豆名月」などと呼ばれています。

そこで10月は皆に喜ばれる、栗ごはんのレシピをご紹介。

栗は少量でありながらも熱量が高くエネルギー補給がしやすい食品です。育ち盛りのお子様やお年寄りにもぴったり。

また栗は、たんぱく質、ビタミンA、B1、B12、C、亜鉛、カリウム、食物繊維など現代人に不足しがちな栄養素も豊富に含んでいる理想的な食品だといえます。

栗は太古から日本人に食されてきた食材でもあります。石器時代の縄文遺跡から炭化した栗が発掘されるなど、九千年前から野生の栗を採集していた事もわかっています。また、遺跡集落 の中心に発掘された、祭祀用の建物には栗の大木が使われていました。人々の生命を支えてくれる栗の木への感謝と界敬の気持ちが、徐々に信仰の対象となっていったと考えられています。

栗はこのように人々の生活と深くつながり、神聖視されてきました。そのため、栗の木が祭事用品に使われ、お供え物にされたり、節目となる年中行事に料理し、食べる事で厄除けをしたり、 栗に縁起を担ぐ風習へ発展したのです。

現代では鑑賞する機会の少なくなった十三夜。せっっかく十五夜を愛でたなら今年は同じく十三夜も眺めてみませんか。

家族みんなが大好きな栗ごはんを食卓に並べて、満月よりちょっとだけ欠けた十三夜の月の、心に沁み入るような美しさを感じてみてはいかがでしょうか。

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